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【20代女性の体験談】突発性難聴に近い症状と診断され、漢方で改善!

体験談
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私が初めて難聴になったのは4年前、26歳のときです。仕事や家事をしている最中に、右の耳に違和感を覚えるようになったのがその始まりでした。耳の聞こえが左右の耳で違ったり、自分の声が頭の中に響くように大きく聞こえたりするのです。

小さいころから中耳炎を繰り返していた影響か、成人してからも風邪などをきっかけに耳が痛くなったり、耳の聞こえが悪いように感じていましたが、風邪が治れば耳の調子もよくなるため、特段気にかけていませんでした。

しかしそのときは、風邪が治ってから1週間以上も右耳の聞こえが悪く、気になったため耳鼻科を受診したのです。

この記事の目次

処方された漢方を試してみる


初めて訪れたその耳鼻科は、昔ながらの病院で先生もなかなかのご高齢でした。若干の不安を抱きつつも、耳の聞こえをテストしたり話を聞いていただくうち、突発性難聴に近い症状だと診断されました。難聴に効く漢方を数日服用することで症状が改善されるかもしれないと言われて、数日分の漢方を処方されたのです。

薬を服用している間は、お酒を飲んではいけないとのことでした。この薬を処方されたのは、年末の忘年会シーズン真っ只中。自分の耳がよくなることを優先して飲みたい気持ちを我慢し、周りから勧められるお酒を断つ日々が続きました。

数日の間漢方を飲むと耳の調子がよくなったような気もしましたが、日によって聞こえがよくなったり悪くなったりする不快な症状が続きました。しかし、薬を飲み終えるころには、左右の耳の聞こえが以前のようになっていたことに気づき、嬉しくなったのを覚えています。

耳鼻科での耳の聞こえのテスト結果も、初めて受診したときより格段に聞こえがよくなったというものでした。

しかし先生によると、私にはアレルギー性鼻炎があるとのこと。鼻が悪い場合は耳も悪くなることが多く注意が必要なので、また聞こえが悪くなった場合にはすぐ受診しなければならないということでした。

耳鼻科で検査を行う

初めての難聴から4年たった今年、また難聴になってしまいました。4年前に難聴が回復してから妊娠し、出産――育児に追われる中で、自分の身体のメンテナンスよりも子ども中心の毎日が続いていました。そんな中で、保育園に子どもを預けるようになってからまた耳に異変を感じ始めたのです。

今回も4年前と同様に右耳の聞こえが悪くなりました。耳抜きもできず、気持ちの悪い日々が続きました。そんな私を見かねた夫から「もし子どもの声が聞こえなくなったら困るから、耳鼻科に行ってほしい」と言われて、やっとの思いで都合をつけ、受診しました。

前回と同じ耳鼻科を受診し、聞こえの検査などを行ってもらうと、思いがけない結果が出ました。自分の意識では右耳が聞こえないのにも関わらず、左耳の低い音があまり聞こえていないというのです。

次に、20項目ほどの質問が設けられている問診票を記入し、血圧測定を行いました。

問診票の内容は、

「肩が凝りやすいか?」

「ストレスは溜まっているか?」

「最近辛いことはあったか?」

「手足は冷えやすいか?」

といったもので、耳の聞こえが悪くなったこととどう関係するのか不思議に思いながら記入したのを覚えています。血圧は、いつものように低いものでした。

新しい漢方を使ってみる

この検査結果から、女性に多い低音性の感音性難聴ではないかというのが先生の診断でした。血圧が低く、手足が冷えやすい、音の低音が聞こえないということが、診断の決め手だったようです。

「こうした感音性難聴の場合は、体質改善効果があって血圧をあげる漢方を飲めばたいていの方が数週間ほどで症状が改善する。心配しなくても大丈夫だよ」

と言っていただけて、心が軽くなったのを覚えています。

しかし、処方していただいた漢方を飲み始めても耳の調子は変わらず、食欲が増すばかり。私には合わない薬かもしれないと先生に相談したところ、「漢方には合う合わないがあり、効く効果も人によって違う」からと、「釣藤散」という漢方を処方してくださいました。すると、飲み始めて数日で、耳の聞こえが少し改善されてきたのです。

さらに、低血圧を改善するためにと塩分が多めの食事を夫が勧めてくれたので、自分の食事だけ少し塩分多めにし、それまでシャワーですませていたバスタイムにもゆっくり湯船につかるよう心がけました。

新しい漢方を飲み始めて数週間後には、聞こえがかなりよくなり、生活に支障がない程度にまで回復しました。

今思えば、耳が聞こえなくなったころに子どもの入園や自分自身の持病、夫との関係などの心配ごとが重なり、かなりストレスフルな毎日が続いていました。きっと身体が悲鳴をあげていたのですね。

定期的なメンテナンスをしよう

症状が改善されてからは、左右の聞こえが異なる不快さから解放されて、ストレスが減りました。また、自分自身のストレスや体調不良などにも目を向けてメンテナンスしてあげなくてはいけなかったと反省しています。何より、子どもの声が聞こえなくなる事態は避けなければなりません。

私の場合は、薬の服用、食事と体質改善を行った程度で改善させることができ、本当に幸運でした。

どのような病気でも同じかもしれませんが、病気にかかることで、今までの自分の健康が幸せなことだったのだと再確認できます。

耳も、聞こえているのが当たり前でした。それにも関わらず、急に音が聞こえなくなるという恐怖、子どもとの会話ができなくなるかもしれないという恐怖を経験して、自分の身体と向き合わねばならないと考えるようになりました。これも、いい機会だったのだと思っています。

おわりに

私の場合は、さほど重症化する前に漢方を服用し、食事と体質を改善することで症状を抑えることができました。異なるタイプの難聴を経験したこともあり、この先も難聴になる可能性が否定できません。

こうした経験から、耳に何かしらの違和感があれば、すぐに耳鼻科を受診するようになりました。また、信頼できるかかりつけの病院に巡りあえたのも、奇跡だと思っています。

私と同じような症状で悩んでおられる方も、自分に合った耳鼻科で早めの治療を行えば、症状が改善されるかもしれません。ぜひ早期に耳鼻科で相談してみてください。

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耳鳴り治療ナビ 編集長のマコです。当サイトでは耳鳴りでお悩みの方にお役に立つ情報を発信していきたいと思います。辛い症状ではありますが、がんばって健康的な体を取り戻しましょう。

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