【40代男性】浮動性めまいの改善は自己流ではなく、医師へ相談を!
私は現在、50歳を目前にした会社員ですが、40代半ばで身体に異変を感じるようになりました。起床後に顔を洗おうと下を向くと、目の前がフワフワしたような感覚に襲われることがあったのです。
最初は1週間に1回から2回程度でしたが、次第にその頻度が上がり、最終的にはほぼ毎日そうした感覚を覚えるようになりました。こうした感覚になるのは決まって、顔を洗う、手を洗う動作をしたときだけ――つまり、下を向いたときだけでした。
しかし、ある時期に蓄膿症起因の鼻茸になったのをきっかけに、その症状が悪化しました。寝ているときにでも、上を向くとフワフワと、酒を飲み過ぎて寝るような感覚を覚えるようになったのです。
この記事の目次
運動をする
私も、このような経験は初めてのことです。自分でできる範囲で調べることから始めました。WEBで「めまい」「フワフワ」「上向き寝」といったキーワードで検索してみたところ、脳腫瘍(特に小脳)、三半規管異常(耳石含む)、視力異常(近視、老眼など)といった原因が考えられることがわかりました。
私の症状に完全に当てはまるものはなかったのですが、ごく近い症状のあるものとして、「浮動性めまい」の可能性がありそうに思いました。これは、下を向いただけでフワフワする感覚がし始めたころのことです。
しかし、よくよく考えてみると、これと同じころに起こった身体の不調がありました。まずは、目の見え方。俗にいう老眼ですが、ピントが合いにくくなりました。特に、近くをしばらく見てからすぐに遠くを見るときにはボヤけて見えるようになり、はっきり見えるまでに時間がかかるようになったのです。
眼科では老眼と診断されましたが、そのときにもフワッとした、ちょっとおかしな違和感があったのを覚えています。その当時は、老眼鏡が必要になる程度でもなく、そのままにしていましたが、少しは関連性もあったようです。
枕を変える
またフワフワとしためまいが起こった時期に、肩凝りをほぐそうと首をグルグルと左右に数回回したときにも、軽く目が回ったことがありました。
何回同じことをしても目が回るようになったので、疲れてるのかもしれないと考えましたが、その後は首を回すたびに起こるようになりました。これは、その場でグルグル回ったりしたあと、遊園地のコーヒーカップに乗ったあとに目が回るようなものだと考えていただけるとわかりやすいかもしれません。
気持ち悪くて嘔吐するほどではありませんでしたが、数秒間はフワフワした感覚が続き、歩くことができませんでした。
症状が出るケースもはっきりしており、通常生活に支障もありませんでしたが、さすがに気になり耳鼻科を受診することに。そこで、三半規管が歳とともに老化し、耳の中の耳石が動くようになったことで平衡感覚が安定せず、フワフワ感が出ることがわかりました。
私の場合は、老眼と耳石が動くことが原因でフワフワするめまいが起こっていたようです。
サプリを飲む
しかし実は、目と耳以外にも原因がありました。耳石と老眼に関して薬の処方などもなく、そのままにしていましたが、風邪が長期化し蓄膿症になったころから症状が悪化するようになりました。
蓄膿症と診断されてから3ヶ月ほどしたころ、症状は一向に改善せず、頭痛までも起きるように。この時期には、上を向いて寝ればフワフワとした感覚が出るようになっており、大きな病院で調べてもらうことにしました。
すると、鼻の中に鼻茸(鼻の穴をポリープが塞いで膿が出なくなる)ができており、膿を出すことができずに目や三半規管を圧迫し始めているとのこと。当然めまいも悪化しており、投薬による蓄膿症の治療だけでは治らず、手術をすることになりました。
脳腫瘍の疑いもあったのですが、CT検査を行った結果、異常はないと判明し、ホッとしました。昨年の夏に入院し、鼻茸を切除したところ、術後の経過も順調です。頭痛やめまいの症状も次第に改善されています。切除した鼻茸は、小指の第1関節程度の大きさがあり、これが鼻の中に入って塞いでいたかと思うと頭痛やめまいも当然でした。
症状が良くなり、他人とのつきあいも変わった
現在は、鼻茸の切除手術をしてから1年ほど経過しています。今でも定期的に耳鼻科に通院していますが、再発はしていません。蓄膿症も改善されており、頭痛や上を向いたときに起こるめまいなどの症状も出ていません。
めまいの症状そのものは手術では取り除けず、手を洗うときなどのフワフワした感覚がありましたが、車の運転にも差し障りが出るようになった老眼対策として老眼鏡をかけるようになってからは、その感覚もなくなりました。
老眼鏡をせずに手を洗おうとすると、そのフワフワした感覚が出ることを考えると、やはり老眼が原因だったようです。歳のせいだと考えると、こればかりは仕方ありません。
首を左右に振ると少し目が回るのは耳石が原因ですが、こうした動作をゆっくり行うと症状が出ないため、生活に支障がない程度です。
おわりに
医師によると、年齢を重ねることでめまいの症状が出るのはいたしかたがないとのこと。ただ、急にめまいを感じると、「何か悪い病気ではないのか」と驚いていしまうのも事実です。
70歳も半ばになった私の母も、「寝ているときにめまいがする」と大騒ぎして病院に駆け込みましたが、その原因は私と同様に耳石でした。
母の場合は服薬で治る程度のものでしたが、めまいの原因は耳の三半規管に限らず、目や鼻などの気管とも関わるもので、複合的に症状が悪化することもあるようです。
おかしな症状が長引いたりするようなら、医師に相談しがてら検査してもらうのがいいかもしれません。症状がなくなることが第一ですが、原因がはっきりするだけでも気分的には全くことなります。
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