【20代女性の体験談】メニエールと上手につきあうための3つの方法
私は、8年前、24歳のときにメニエール病を発症しました。
最初に感じたのは、突発的なめまいと耳鳴り。めまいが出ると立っているのも辛く、仕事に行くことすらできませんでした。また、蝉が鳴いているかのような耳鳴りは、高い音で響くようになり、夜も眠れなくなるように。
こうして、耳鳴りとめまいの症状が私生活にも影響を及ぼし始めたため、病気としっかり向き合っての治療を始めることになりました。
私の治療における体験が同じ症状で悩まれている方のお役に立てれば――そう考えています。
この記事の目次
耳鼻咽喉科で専門医による診断
耳鼻咽喉科で専門医に症状を診ていただいたところ、メニエール病との診断を受け、その発作の症状を少しでも抑えるための投薬治療を受けることに。めまいと吐き気をやわらげる効果がある抗めまい薬、内耳の循環をよくするトラベルミンなどが治療の始まりです。その後はさらに、ビタミン剤や血液の循環をよくする血液改善薬なども処方してもらうようになりました。
症状の有無に関わらず、毎日、薬をしっかり飲むことで、少しずつめまいも治まりました。仕事に復帰できるようにもなったのです。
病院にも定期的に通院して、先生に症状を診てもらっていました。メニエール病が慢性化しなでいようにと投薬治療を受けていたことで、発作的なめまいも少なくなりました。一方で耳鳴り対策の薬も服用し、キーンという音が少し柔らいだことで、夜の寝つきも改善するように。こうしたかたちで、まずは専門病院を受診し、薬による治療で改善していったのです。
食事療法も取り入れる
服薬の一方で、食事療法にも取り組みました。アミノ酸やビタミン、食物繊維がメニエール病に対して有効だと知り、大豆類や肉、卵などからアミノ酸を摂取しようと、肉料理や大豆料理を食べるように心がけたのです。果物には多くのビタミンが含まれているため、食物繊維やポリフェノールも多いリンゴを食べることも習慣化しました。
さらに、塩分の摂取量も少なくしました。メニエール病の原因のひとつに挙げられるのが、内耳の水腫です。塩分を過剰に摂取することでメニエール病が酷くなるため、塩分を控えた食事を摂るように改善しました。
この他にも、メニエール病に効果のある食材を取り入れ、栄養バランスのよい食生活を送ったことで、めまいの症状が少しずつ軽減していったと実感しています。
ストレス改善のマッサージ
さらにメニエール病の症状を改善するため、精神的なストレスをできるだけ軽減すると同時に、ストレスでこり固まった筋肉をほぐすためのマッサージを行いました。リラックスするための時間を確保し、些細なことを気にしないことで、メンタルを落ち着かせたのです。
体内時計を正常化するために、起き抜けに直射日光を浴びるよう心がけもしました。早寝早起きで生活習慣そのもののバランスを整えていくこともそうした取り組みのひとつです。
お風呂にしっかりと浸かって身体を温めたり、固まった筋肉をほぐすことで血行もよくなり、めまいの症状が改善されました。毎日のストレッチや軽い運動が、身体をほぐすことに役立っています。
軽い運動やマッサージでストレスを解消することができ、自律神経を整えることにもつながったと実感しています。
症状が改善され、仕事も捗るように
メニエール病のめまいや耳鳴りといった症状が改善されたことで、落ち着いて仕事ができるようになりました。
突発的なめまいがあるうちは仕事に集中できず、ミスも頻発していました。しかし、その症状が改善されて以降は、仕事に集中できるようになったのです。
耳鳴りの症状が落ち着いたことで、夜もしっかり眠れるようになりました。睡眠不足が続いた状態が、仕事や私生活に悪影響を与えていたことも、これでわかりました。耳鳴り自体が完璧になくなったわけではありませんが、眠れるようになったのは本当に助かっています。
めまいや耳鳴りの症状が軽減したことで、これまでできないと思っていたことが、できることになりました。今後も症状が落ち着いた中で日常生活を送りたいと願っています。
おわりに
メニエール病は、原因がはっきりせず、完治しにくい難病です。そのまま放置すれば、症状の悪化から私生活や仕事にも悪影響を及ぼします。症状が発症したときには、病気としっかりと向き合い、治療を進めていくことが重要です。
メニエール病を完治した経験から、さまざまな治療を試みてみること、自分なりに効果のある治療方法を探してみることをお勧めします。
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