耳鳴りが発症しやすい?突発性難聴と老人性難聴について解説
耳鳴りは、難聴のサインと言われています。
今まで耳に異常を感じたことはまったくなかったのに、最近耳鳴りがひどいと思い出した人もいるでしょう。
もちろん、耳鳴りには一過性のものも多く含まれています。ですが、不快な耳鳴りに悩まされている人は、もしかしたら気が付かないうちに難聴になっているのかもしれないのです。
難聴と耳鳴りは、深く関係しています。
この記事の目次
耳鳴りが起こりやすい難聴① 「突発性難聴」
難聴は、耳の機能がうまく働かずに音が上手に伝わらないタイプの「伝音難聴」と、音を感じる細胞や神経の障害から生まれる「感音障害」のどちらかに該当します。
耳鳴りは、難聴のせいで起こる病気ではありません。
難聴になったために耳鳴りが起こるのだと考えましょう。
耳鳴りと関係がある難聴として、有名なのが「突発性難聴」です。
突発性難聴は、名前からもわかるように突然耳が聞こえにくくなる病気です。
おもに聴力が落ち、音が聞き取りにくくなります。
それが突然起こるので、症状が軽い人は気が付かないこともあるといいます。
この突発性難聴は、若い人でもなることがあります。年齢は関係ありません。
突発性難聴の症状とはどんなもの?
突発性難聴の症状は、耳鳴り以外にも「めまい」「ふらつき」「吐き気」などが出ることもあります。
その原因ははっきりしておらず、「内耳循環障害」か「ウイルス性内耳炎」のせいではないかと言われていますが、はっきりしたことはいまだにわかっていません。事前に予防することはほぼ不可能でしょう。
ただし、ほとんどの患者が発症前に「ストレス」「疲労」を感じています。
また、風邪などのちょっとした病気や、糖尿病、高血圧、心疾患の患者も突発性難聴を発症しやすいと言われています。
突発性難聴は、難病だが治療が可能な病気
なお、突発性難聴の症状が出たら、一刻も早く病院に行きましょう。
この突発性難聴を放置していると、聴力は落ちたまま復活することはありません。
より早く治療を受けることで、スムーズに治るでしょう。
また、突発性難聴を早く治したいのならば、ストレスの原因と思われるものは改善しましょう。
睡眠不足ならばできるだけ眠るようにして、仕事で多忙ならば休みをとりましょう。
慢性的な難聴は、よりストレスが溜まります。
ストレスを改善して、健康体を取り戻しましょう!
耳鳴りが起こりやすい難聴② 「老人性難聴」
突発性難聴以外にも、老人性難聴のせいで耳鳴りが起きることもあります。
これは老化のせいで音が聞き取りにくくなり、耳鳴りが起きるというものです。
おもに音が聞こえにくくなり、人の声がこもって聞こえます。
なお、「老人性難聴」といっても、40代ぐらいから症状が出てくることもあります。
老人性難聴は、突発性難聴とは異なり、治療が難しいと言われています。
そのため、老人性難聴に悩んでいる場合には、補聴器などを利用して音を聞き取りやすくするような処置がとられます。
なお、補聴器は適当に選んだり、貸し借りしたりできるようなものではありません。
まずは耳鼻科を訪れ、検査をしてからどのような補聴器を購入するべきか相談しましょう。
補聴器は、専門店で購入するのがおすすめです。
認定補聴器技術者がいるお店で選ぶのがいいでしょう。
難聴からくる耳鳴りの場合、放っておくと難聴がひどくなったり、慢性化してしまったりすることもあるのです。
年配の方のなかには「年をとったら、耳は聞こえにくくなる」と思ってしまい、難聴なんて治療しなくてもいいと考えてしまっている人もいます。
しかし、そんなことはありません。
「耳鳴りがしてつらい」「耳鳴りのせいでイライラする」という気持ちのせいで、より耳鳴りがひどくなることもあります。
まとめ
耳鳴りが聞こえてきたら、もしかしたら難聴が始まったサインかもしれません。
突発性難聴は、薬の服用や静養で元通り、もしくは元の状態に近い聴力を取り戻すことができます。ですが、そのためにも早い治療が必要になります。
老人性難聴は、治療することができませんが、補聴器などを利用すれば音を聞き取ることができるようになるでしょう。病院で検査を受け、専門店で購入すれば信頼できる商品が購入できるでしょう。
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