耳鳴り、難聴、メニエール病の名医とは？どの病院の耳鼻咽喉科が良い？

耳鳴りの治療を行いたいという場合には、やはり耳鼻科を訪れる必要があるかと思います。

しかし、耳鼻科を訪れるといってもどこに行ったらいいのかわからない。

家のまわりにある普通の耳鼻科でも対応してもらえるの？と不安な方も多いでしょう。

それでは、どういう病院に足を運べば、スムーズに治療してもらえるのでしょうか。

耳鳴りの専門医のもとを訪れる時には、紹介状を持参しよう！

耳鳴りにも、さまざまな種類があります。

「キーン」と高音の耳鳴りがしたり、「ジー」という低い音がしたりなど、その症状は患者さんによってかなり個人差があるものです。

すぐに気にならなくなってしまうような日常的な耳鳴りもありますが、なかには「音が気になって眠れない」「めまいや頭痛がしてきた」という、一刻も早く治療しなければいけないものも存在するのです。

そういう時には、耳鳴りの専門医のもとを訪れてみてはいかがでしょうか。

耳鳴りの専門医にかかる場合には、それまでに通っていた他の病院での聴力検査の結果や紹介状などがあると、ことがスムーズに運びます。

待ち時間の短縮にもつながりますので、ぜひ持参して下さい。

聴力検査以外にも、レントゲンやCTなどを受けた場合にも持参をおすすめします。

耳鳴り治療で有名なのは「神野記念病院」

耳鳴りに苦しむ人のなかでも、非常に知名度が高い病院といえば神尾記念病院です。

こちらは「東日本では唯一」とされる、耳鼻咽喉科専門の病院とされています。

訪れる患者さんは、なんと年間9万人！

耳鳴りの治療についても優れた技術を持っていると評判であり、この病院を頼って耳鳴り治療に訪れる人も少なくないそうです。

メールを使って問い合わせに応じてくれるというサービスもあるそうで、こちらの評判も上々とのことです。

神尾記念病院では、薬物治療や外科手術などに加えて、マスカー治療と混合ガス治療も行われています。

マスカー治療は、雑音を出す機械を使って耳鳴りを遮断、その耳鳴りを気にならないようにするという治療法です。

検査を行って耳鳴りの大きさや周波数などを調べ、マスカーを耳につけて治療を行うという、いたって簡単な治療法です。

混合ガス治療は、酸素と炭酸ガスを混ぜたものを患者さんが吸入することで、内耳の血流を良くするというものです。

また、神尾記念病院では鍼治療を行うこともあるそうです。

ストレスや不眠、体の疲労などは、鍼治療で改善する可能性が高いとされます。

自律神経のトラブルは、鍼治療で負担が軽減する見込みがありますから、「痛みがあるのではないか」「不衛生なのではないか」などと思わずに、気軽に施術を受けてみて下さい。

神尾記念病院以外にも、有名な耳鳴り名医は存在する

神尾記念病院以外にも、有名な医院はまだまだあります。

たとえば、東京都新宿区にあるJCHO東京新宿メディカルセンター（東京厚生年金病院）の耳鼻咽喉科です、こちらにいらっしゃる石井正則先生は耳鳴りやめまい、難聴の名医として知られています。

さらに、日本大学医学部附属板橋病院心療内科にいらっしゃる村上正人先生も名医として知られた存在です。

NHKの番組などに出演して、耳鳴りやめまいについてお話をされていたこともありますので、そちらをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

メニエール病の名医や補聴器相談医のもとに通うのもおすすめ

東京医科大学の教授の鈴木衛先生や、長沼耳鼻咽喉科で治療を行う以外にも北里大学で講師を務める長沼英明先生は、メニエール病の名医とされています。

メニエール病からくるめまいと耳鳴りにお悩みの方は、こちらの先生がいらっしゃる病院を来訪してもいいかと思います。

耳鳴りを改善する目的で補聴器を購入する予定がある方は、補聴器相談医に相談してみましょう。こちらは日本耳鼻咽喉科学会認定でないと名乗れない肩書きです。

補聴器は適当に選ぶと、後悔することもあります。補聴器相談医の力を借り、自分に合う商品を選びましょう。

まとめ

耳鳴りの名医は、全国各地に存在します。まずは最初にかかった医師から紹介状をもらい、その時の聴力検査やレントゲンなどを持参していくとスムーズです。

完全予約制だったり、特定の曜日しか先生がいらっしゃらない病院もありますので、その点には注意して下さい。

また、耳鳴りといってもいろいろ種類があります。メニエール病に詳しい先生もいれば、突発性難聴の治療に秀でている先生もいらっしゃるのです。病気が判明している場合には、その病気に詳しい名医を選ぶとより回復しやすいかもしれません。